【体験談】ユニット型特養のリーダーは業務だけでなく、部下との人間関係が『きつい』

本記事では、ユニット型特養のリーダーをしていた男性の体験談を紹介しています。

リーダーは業務だけでなく、人間関係も『きつい』

このような事が理解できる記事となっているので、参考にしてみてください。

ユニット型特養のリーダーをしていた男性のプロフィール

  1. 30代(男性)
  2. 都道府県:千葉県
  3. 介護職歴:10年
  4. 当該施設勤務:5年
  5. 従業員数:400名~500名
  6. 保有資格:介護福祉士
  7. 年収:360万円
  8. 処遇改善手当支給額:1万

ユニット型特養での給料について

こちらの施設では5年ほどお世話になりました。

毎月の給料は手取り17万前後。

毎年5000円の昇給があります。

年2回のボーナスはありますが、10万前後となっております。

ボーナスについては評価によって金額が変わってきます。

評価の仕方は、最初に一人ひとり目標をユニットのリーダーと話し合いながら決めます。

3か月後に目標がどこまで達成できているかをユニットリーダーと面談して評価、

その後再度目標を立てての繰り返しで、目標の達成率とユニットリーダーの評価、最終的に施設長の判断により決定します。

どんなに高評価でもボーナスは給料の1.5倍といったところでしょうか。

金額にして13~4万円となり夏と冬でも金額の変化は微々たるものです。

夜勤は月5~6回ありますが、1.5日夜勤といって17時半から翌日7時半までと早い時間で仕事を終えることができますが、そのため夜勤手当は3500円と少ないです。

サービス残業は、現場の介護福祉士達は最低でも1時間は残っており、それが当たり前となっております。

ユニット型特養のリーダーは『大変』

専門学校を卒業し最初に入ったのがこちらのユニット型特養でした。

施設が全体的にきれいでおしゃれな作りのユニット型となっており、大きな窓から光が入って施設内が明るく見えたのが第一印象でした。

施設は色々と見学していましたが、施設独特の匂いがないことに気づいたときに、『この施設は新鮮な感じがする』と思い就職を決めました。

勤務は早番、中遅、遅番、夜勤となっており、

  • 早番は7時から16時
  • 中遅は10時半から19時半
  • 遅番は12時15分から21時15分
  • 夜勤は17時半から翌日7時半

までとなっております。

初めて入った施設だったので、変に思うこともなく順応していきましたが、このユニット型特養では上記の勤務時間内に記録をとる時間が設けられていません。

そのため、その日の出来事を日誌に残すには、業務後に1時間ほどサービス残業をする必要があります。

主婦など早く帰宅したい人の場合は昼休憩中に記入しておくなど各自が工夫をしていました。

施設で働いてる人は全体的に若く、平均30歳といったところで、新卒を多く採用している印象がありました。

私は24歳ごろからユニットのリーダーを任され、部下は20歳前後(高卒の方など)とパートの方という状態になっており、年齢層が上の方は役職をあげられ現場から離れ統括などのデスクワークを中心とした仕事がメインになっていきました。

そのため学校の延長線上みたいなゆるい空気の中で仕事をすることになり、注意をしても部下が従わない、ルールを守らない、遅刻なども日常的におきておりました。

手に負えない状況が続くようなら上司に相談をしたうえで、上司同席のもと面談もするのですが、数日後にはまた同じ注意をすることが多かったです。

もちろん、若い方でも仕事ができ、気立ての良い方もいましたが、そういう方は早々に仕事を辞められ、別の業種についていました。

1時間のサービス残業は慣れてしまい問題はなかったのですが、リーダーになると自分の事だけでなくユニットの事を全体的に考えなければいけなくなります。

それはどこの施設も同じだと思いますが、考え、行動に移す時間が業務内にありません。

  • 何か行事を考える。
  • ユニットの悪い部分を改善する。
  • 利用者のケアプランを作成する。

色々とやることは多く、要項などもPCで作成するため打ち込む時間もかかります。

必然とサービス残業は増え、業務後に残ってPCと向き合い気が付けば夜が明けていたこともしばしば。

中には寝袋を持ち込んで業務をしている方もいました。

それでも、ユニットの利用者様のことを大切に思っていたため頑張ることができましたが、次第に精神が削られ私はうつ病になりました。

完全に『うつ病』になり、退職

そもそも私はユニットのリーダーになる前は別のユニット、仮にユニットAとします。

そこに4年務めており、同僚たちとも問題なく楽しく仕事ができていました。

しかし、今回ユニットBのリーダーが急に退職してしまい、ユニットBのサブリーダーもまだリーダーとしては不安という上からの判断で私がユニットBのリーダーとして異動することになったのです。

私としても利用者の状況を把握できていない状態でリーダーとなるのは不安でしたが、上司がサポートすると言ってくれたので、異動の件を承諾しました。

いざリーダーになったところで早速問題があがってきます。

サブリーダーが私を無視しており、私の指示や提案はまったく聞いてくれません。

急に他から来た奴がリーダーになっているのが気に食わないのか、それとも別の理由があるのかは私にはわかりませんが、さすがに指示を聞いてくれないのは仕事になりません。

上司に相談して解決しようと話を持ち掛けますが、「そういう個人同士のいざこざは自分たちでなんとかしなさい。」と言われてしまいました。

サポートするとはなんだったのか。

次第に、サブリーダーの事でいちいち考えを巡らせるのもバカらしくなり、私はサブリーダーの事を一切考えないようにしました。

無視とまではいきませんが、業務上必要最低限のコミュニケーションで対応していました。

1年はなんとかユニットは回すことができました。

でもサブリーダーがこの状態なので、リーダーのする仕事はすべて私一人にのしかかってきます。

必然的に残業が増え、休日にも出勤して一人で全部やって、ストレスはありましたが、ユニットを回さないと利用者様にいいケアができない。

そう考えがあり、がむしゃらにやってきました。

その行動もサブリーダーには面白くなかったようで、勤務中サブリーダーと別の部下がしゃべっているのを聞いてしまいます。

私の悪口です。

どうやらユニットBの若い女性達の間では私のことを勝手に行動して私たちの言うことを聞いてくれない、暴走している。

という認識だったらしく、その話をしている場面に私は偶然立ち会ってしまったのです。

せっかくの機会なので、私は彼女たちに自分の考えを伝えました。

それでも、彼女たちの中では悪者は私であることは変わらず、あれほど頑張っても認められないことに落胆した私はすべてのことに気力が持てなくなり、なにもできなくなりました。

うつ病になってしまったのです。

こうして私は1年傷病手当をもらいつつ療養し、落ち着いた頃に別の施設へ転職しました。

ユニット型は一つのユニットに小数の職員がまとまるため、気が合えば仲良くやっていけると思います。

でもそこにノイズが混じれば、崩壊するのも早いです。

もっとうまく立ち回れたら、今でも後悔しています。

33 COMMENTS

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